荒れ地と砂漠に覆われた砂の惑星。
フォルトゥリア共和国の人々が発見し、エルフィス王国に対抗する力を手に入れるため、豊富に埋蔵されている資源を獲得する目的で、入植した星である。
この星のあまりに過酷な環境のせいで、入植したがる人々が不足したため、フォルトゥリア共和国政府が、戦争犯罪者や敵国捕虜等を移民として送り込んだ歴史がある。
そのためか、この惑星を統治するフォルトゥリア共和国政府に対する住民の反発が根強く、また治安も非常に悪く、幾つかの大規模なマフィアが連合を組んで、この星を実質的に支配しているような状況である。
『紅の水都グラン・コンティニア』
フォルトゥリア共和国が統治する都市。
惑星グランディア最大の人口を誇る都市でもある。
赤茶けた水路が町の至る所を流れている風景から、「紅の水都」と呼ばれている。
水の少ない惑星グランディアにおいては、自由に水を使えるこの都市は、一番住みやすい環境にある都市といえる。
『断崖都市グラン・ゾルディック』
ゾルディック通商連合が統治する都市。
惑星グランディアの経済の中心地でもある。
断崖絶壁の渓谷に貼りつくように都市が作られ、独特な景観を形成している。
ゾルディック通商連合に加盟する企業群が無数に置かれており、常に活気に満ちた都市である。
『悪意の砂漠』
惑星グランディアに広がる広大な砂漠の一つ。
フォルトゥリア共和国政府が管理していない地域であり、犯罪者の巣窟となっている危険地帯である。また、マフィアなどの非合法組織の施設が無数に隠されていると見られている。